良いものを拾おう、普段の様子 2019.10.24

後期生徒会執行部の立候補者 立会演説会の様子をどうぞ!

「みんなが楽しめる企画やります!」「一人一人が表舞台に!」それぞれの政策を語る10名の候補者たち

今堀 浩

ブログをご覧の皆様。10月に入り気温の変化で体調を崩していませんか。ここ余市は、日に日に冷え込みが厳しくなり、そろそろストーブがほしくなる季節になりました。日も短くなり、本格的に秋を迎えています。

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さて、中間テストも終わり、いよいよ後半戦に突入です! 生徒会執行部も前期の3年生から後期の2年生へとバトンタッチします。

今回の記事は「後期生徒会執行部立候補者 立会演説会」です。そこで語られた、各候補者の一生懸命考えたそれぞれの理想と「こんな企画考えてます!」「こんなところ、頑張ろうと思ってます!」を簡単に紹介します。ホントに「簡単に」です。当日はもっともっとたくさん語ってくれてたんですけど、誌面の都合ではしょってます。ご了承ください。

 

会長 藤井琉太くん

「今回の学園祭ですごく達成感を味わった。それは、最初やる気がなかった子、乗り気じゃなかった子もいたけど、個人的にも委員の中でもたくさん話し合い、最後にはみんないい個性を出しつつひとつになれたから。今までやめていった子や、今学校が楽しくないと感じている子にもこの楽しさを知ってほしい。そんな学校にしたい。そして今までにない企画をやりたい!」

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一生懸命取り組む楽しさって、やってみないとわからないところがある。とってもめんどくさくなる時もあるし、作り上げる中ですれ違うこともある。でも、みんなで何かひとつやり遂げる経験って、心から味わってほしい部分。そのきっかけに「今までない企画」を持ち込むのかな? 期待してます!

 

副会長 右原龍之介くん

「みんなが学校を楽しむためには、相手のことを知る必要があるので、違う学年、違うクラスの人と交流が持てるように、生徒会企画を増やしていきます!」

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相手のことを知る。それは、相手の存在に関心を持ち、知ろうとすること。自分と相手の関係を作る上ではとっても大切な向き合い方。みんなにとって居心地のいい場所を作るためにも、いろんな人のことを知って、認め合う関係を作ってほしいです。

 

副会長 塚原ゆめさん

「昨年の地震直後、自分たちも楽しみ、見ている人達にも楽しさと感動を与えていたそのときの生徒会執行部の姿を見て立候補を決意した。そのとき感じた『本気で取り組めば、楽しくないと感じてたことやしんどかったりすることも心から楽しむことができる』を伝えていきたい。生徒の『やりたい』を全力で応援したいし、『しんどい』も含めたたくさんの声に向き合いたい!」

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小さな愚痴や不安を汲み取ってもらえる安心感。そんな存在が生徒会執行部から始まり、みんながお互いに担い合えるように広がってほしいな。しんどさが和らげば、動き出すエネルギーにつながるからね。

 

書記 栗林陽菜さん

「いろんな人達がいることを理解した上で、生徒同士を繋げる役割をしたい。全校生徒の理想の学校づくりを手伝う。そのためにみんなの声を反映する意見箱の設置場所変えたりや数を増やしたい。季節に合わせた企画を考え、新聞でいろんな人を紹介したい!」

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そうそう! 「いろんな人がいる」を当たり前としながら、でもちゃんと相手を理解しておく。きちんと理解して「いろんな人がいる」という環境で積み重ねた経験は、みんなにとっての糧になるんです。これ、多くの卒業生が言ってるので間違いない。それと、生徒会新聞でどんどんいろんな人を紹介してちょうだい。楽しみに待ってます!

 

書記 島崚佑くん

「この学校では自分を出すと言うことが認められているんだということを知ってもらい、一歩踏み出す勇気を持ってほしい。いろんな人が自分を出している姿を見て、勇気をもらった。今度は自分が前に立って盛り上げる役を担いたい。こんな自分が選ばれて『書〜っ記んぐな書記』といわれないように頑張りたい!」

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「自分を出す」というのは、とっても勇気のいること。でも、安心して自分を表現できる環境はとっても安心できる場所ということでもあるんですよね。まずは自分がその姿を見せていくという決意を持って立候補してくれました。みんなをいい意味で裏切るショッキングな書記になろう!

 

規律委員長 西田テオくん

「全国各地から北海道まで来ているのに、学校が面白くないと言ったような理由でやめるのはもったいない。学校にいて楽しいと思ってほしい。そのためにも生徒からでた学校への要望や企画など、どんどん言ってきてもらい実現できるものを増やしたい。居心地のいい学校にしたい!」

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遠くから入学するということは、それなりの覚悟や期待を持ってきたはず。それなのに「やめたい」という気持ちになるのは、居心地の悪さにつながる。「こんなことやってみたい」という要望が実現できたらうれしいよね。自分の声が届くというのは、居場所を手に入れるということだから。

 

体育委員長 伊藤成希くん

「困っている人の手助けがしたい。生徒会という肩書きがあるだけで安心感を持ってもらえると思い立候補した。人は誰しも辛いし苦しい。そんな時ひとつでも楽しいと思えれば踏ん張れる。楽しさは踏ん張るときの活力になるから楽しい企画を考えたい。運動は、学年や性別問わず楽しめるものだと思う。みんなで楽しもう!」

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体育祭やミニ企画もみんなからアンケート取って考えるそうです。スポーツが苦手な子も、「面白かった〜!」と、そんな気持ちになれるようにいろんな声を聞いてちょうだいね。「勝ち負けだけではない」そんなスポーツ大会を成功させていこう。

 

文化委員長 七澤颯太くん

「文化祭で準備や指揮者を頑張った。その経験を通して、今まで話したことのないような人たちと関わりを持つ事が嬉しかった。誰かの役に立ちたいという気持ちが芽生えた。交流する機会を増やしたり、下から支えて一緒に成長できるように!」

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他の候補者も言ってたけど、「生徒会執行部」って下から支える役割が大切なんだよね。背中を押したり、応援したり…。そのためにも「この人から声をかけられたから一緒にやるか!」と信頼されなきゃいけない。そんなところを文化祭で経験したんですね。いろんな人の背中を押してあげてほしいな。

 

美化委員長 佐々木胡桃さん

「一人ひとり性格も違うけど、その誰もが楽しいと思える学校にしたい。教室や校内をきれいな状態に保ち、授業に集中できて過ごしやすい学校にしたいと思い立候補した。ポイ捨てしないとか、分別をしっかり意識してもらえる環境を作りたい!」

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教室をきれいに保つことは、学習環境として大切なこと。特に余市町はゴミの分別が厳しいので、みんなに意識してもらわないと担任が困るんだよね〜。ぜひ、担任も生徒も気持ちよく過ごせる環境作りに知恵を出してほしいな。ついでに職員室の環境も…。

 

私学助成委員長 内田柊くん

「学校に居場所がなくて困ってる人や不安や悩みを抱えている人がいると思う。一人ひとりと仲を深め寄り添うことで、不安や悩みを解消していきたい。学校を楽しめても、金銭面で学校を諦めないといけない人もいると思う。その人達も学校に通えるように私学助成活動をしていきたい。みんなが表舞台に立てるように!」

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お金が原因で学校が続けられないというのは、とても悲しいこと。後期は大きな私学助成の活動はないけど、来年に向けてわかりやすく理解できるような方法を見つけ、前期執行部に繋げてほしいな。みんなが「私学助成は大切だ!」となって署名活動につながるような動きにしてみよう。

今回も個性的な10名が立候補して(というより、全校生みんな個性的なんですけどね)信任を受けました。演説会では聞いているみんなに伝わるようにしっかりと話していました。それがまた、きちんと聞こうという気持ちになるんですよね。

無題

これから3月までの任期です。2年生なので来月の修学旅行の準備もあり、と〜っても忙しい1ヶ月がこれからスタートします。でも初心を忘れずにね。そして、3年生の執行部経験者は後輩の動きをいろんな形でサポートしてあげてください。そんな上下関係で学校の雰囲気を暖かくして冬を迎えましょう!

Twitterも見てくれている方はご存知かもしれませんが、翌日の朝選挙管理委員から投票の結果が伝えられ10名みんな無事に信任されました。
そして、今週の月曜日の朝礼では着任の挨拶もありました。これから頑張って下さいね。

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