経験を豊かにする、イベントや取り組み 2019.11.22

54期 修学旅行報告(3日目)

修学旅行3日目です。嘉数高台公園と美ら海水族館、そして浜比嘉へ。いよいよ折り返し!

今堀 浩

修学旅行の雰囲気にも少しなれ始めた頃でしょう。折り返しとなる3日目。

この日も朝からしっかりとご飯と食べる生徒たち。

引率の先生たちもこのあたりから体力勝負です。特に何かあるわけではないのですが、最初に起きて最後に寝ますから、どうしても疲れが出始めます。しっかり食べて体力つけて、今日も一日頑張ります!

 

この日の最初の訪問地は、「嘉数高台公園」。普天間基地を一望できる公園です。ニュース映像でよく使われている普天間基地の映像は、ここから撮ったものですね。住宅地を抜けて、幼稚園の横を通って目的の場所へ。ん??、こんな住宅地の真ん中に、普天間基地がバッチリ見える場所があるの?

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あるんです。

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地球を模した展望台から基地や町並みを見た生徒たち。やはりニュース映像だけでは伝わりにくい、基地と住宅街の距離や町中にあるということが分かる風景が目の前に広がります。「これって、怖いよね」「オスプレイ、たくさんある」「今日は戦闘機飛んでないから静かだけど、ほんとはうるさいんだよね」と、これまで学んできた知識や情報と、実際の風景とをリンクさせている姿がいくつも見られました。ちょうどこの日は「Thanksgiving Day(感謝祭)」とぶつかったため、戦闘機やオスプレイの離発着訓練による騒音はなく、静かな見学でした。ガイドさんから説明された中にも「騒音」「墜落の危険」「落下物の恐怖」など、基地があるために地域の人達が危険にさらされている話を聞きました。青い海や空と沖縄の建物が織りなす素敵な風景の中に、ドーンと陣取る基地の大きさに愕然とする生徒もいました。沖縄の抱える基地問題がリアルに感じられる時間でした。

 

次に訪れるのは「美ら海水族館」です。

高速道路も使い、少し長い移動時間です。そのため、実行委員のレク担当が○×クイズを準備してくれていました。美ら海水族館で飼育されている魚にまつわるクイズを10問ほど出し、正解数の多い人には「ちんすこうショコラ」が景品としてプレゼントされました。

これです。「ちょっとちんすこうは苦手」という人もおいしく食べられますよ。

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そうこうしているうちに到着です。とても楽しみにしていた生徒がたくさんいたので、みんなウキウキした様子でバスから降りていきました。入り口でチケットを受け取った後は昼食も含めて自由に見学です。大きなジンベイザメが有名ですが、他にも深海生物の展示やウミガメ館、イルカのショーなどもあります。天気も良く、広い敷地から見える海も楽しめるようにたっぷりと時間を取りました。お昼ご飯を食べたり、イルカのショーを見たり。のんびりと暖かい沖縄を満喫したことでしょう。

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最後にみんなで記念写真を撮りました。集合時間に戻ってきた生徒の何人かは、ジンベイザメのぬいぐるみを抱えていました。それぞれちょっとずつ違うバージョンなのか、お互いのぬいぐるみを比べて楽しそうでした。

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さあ、今日の宿泊地、浜比嘉島へ移動です!

夕日が沈みかけている海を見ながら海中道路を渡って島に渡ります。とても素敵なホテルで、部屋に入ってすぐ窓から見える海をパシャパシャとカメラで撮っています。食事の時間まで、のんびりとホテルの敷地を散歩したり。思い思いの時間を過ごしました。

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今日から夕食は、ホテルで食べます。みんなそろって「いただきまーす!」。学年全員そろって食べるのは、修学旅行でこれが初めて。とっても賑やかな食事タイムです。

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「明日の朝は、窓から見える海から朝日が昇るんだよ!」とみんなに教えてあげたのですが、「たぶん寝てるよー」という返事。もったいないよ、本当にいい景色だから絶対見てほしいな。その写真は次回のブログで紹介しますね。

そして、今夜も実行委員会。明日のレクのリハーサルも行います。そのレクの様子も次回のブログで。

明日は、体験ダイビングバナナボートなどのマリン体験、シーサー絵付けや塩づくりなど、沖縄を楽しむ1日となります。実行委員会のみんなは、各部屋の消灯の見回りをして、何もなければ部屋に戻って寝ます。明日に備えて、しっかり寝ておきましょうね。そして、海から昇る太陽を見てほしいな。

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