12月21日出発海外研修のプリオリエンテーションの様子。参加者保護者さん向けに書いたので冗長です、汗笑
田中 亨
12月21日(土)出発にむけて海外研修のプリオリエンテーションを開催しました。
10年前に実施して以来最少催行人数が集まらず、ここ数年は企画すらせずにいた海外研修。
昨今、進路選択に海外を視野に入れる生徒も多く、今年10年ぶりに企画。人数も集まり実施の運びとなりました。行先はニュージーランド。
12月11日(水)にエージェントであるターニングポイントさんをお招きしてオリエンテーションをするのですが、持ち物購入等もあり、早めに知っておいた方が良いだろう情報を伝えるべく、プリオリエンテーションを開催です。
※「プリ」というのは「前の」と言う意味。オリエンテーション前のオリエンテーションということです。
ここからは生徒に説明した内容と同等のものを、参加者の保護者のみなさまに届けるつもりで書いていきます。
ということで、長いです。気合入れて書きます!
さぁ、始めましょう、
のラインナップはこちらでした!
さっそく1つ目から詳しくみていきます!
しおりについては、後日、LINE公式アカウントで流しますが、取り急ぎ現時点で知っておいた方が良い情報をピックアップして生徒に伝えました。
まずは、日程表。
ずいぶん具体的に埋まってきましたね。午前中英語クラス、それが終わって午後のアクティビティも設定されました。楽しみだなぁ。2日学校に行って2日お休みパターンが多いですね。ちょうど良いかも。海外のクリスマスとお正月の両方を体験できる、しかも、夏の!ということで一生にあるかないかです。
遅刻癖のある僕がいうのもなんですが「遅れたらガチでおいてくかんね!」って話をしました。
そして、スーツケースと手荷物と危険物と液体物の微妙な関係はこんな感じよって話。
はい、オークランド到着したらすぐにホストファミリーとの生活がスタートです。え?突然?え?さみしい?いやいや、みんないい経験になるよ。ちょっとスパルタ式かもだけどね、笑
今回の海外研修では、ホストファミリー宅から学校までは自力で通学なんですよ、って話。最初は不安かもしれないけれど、これまたいい経験になるはず。あのね、日本のバスのシステムがいかに親切かってのを肌で感じられるはずです。アナウンスなんてないからね、、、、え、、、大丈夫かな、、、、笑汗
それと、昼食は各自で購入だからね!って話。
小野澤と僕で引率するわけですが、NZ滞在中の引率教員との連絡方法について。
基本LINEそのまま使えるからそれでやりとりしましょ。グループLINE作ります。個人的に連絡取りたいとかいう場合、保護者の方から連絡したいと言う場合は下記を参考に。
お金についての話。貴重品はスーツケースに入れてはいけない!日本にいるうちにニュージーランドドルに両替しておけ!って話。
あと滞在中の個人費用は3〜5万円用意すればよいけど、通学費用と昼食とお出かけした時にちょっとした物を買うとかを想定した金額だから、あそこ行きたいだのこれを体験したいだの羊一頭買いたいだの、それ以外に使う予定がある人は追加で持っていってね!って話。
「夏のクリスマス!!」なんて浮かれてたら夜は凍えることになるかもしれません。夏だけど気温は低め。かつてNZ引率した際、凍えていました。パーカー1枚持っていくことおすすめです。
ということで、ピックアップしてお伝えしましたが、生徒たちに説明したのは大まかこんな感じ。あと、ファミリーにお土産買っとけよーとかくらいかな。残りは11日にターニングポイントさんにお願いします。
しおりを参考に確認しました。
出発当日21日は朝7:00集合。北海道のこの時期の交通事情は不安定。ということで、千歳市内のホテルに前泊することにしたわけですが、そこまでの移動手段を確認しました。
余市に残っててそこからホテルに向かう生徒を確認したら7名でした。この7名については学校からバスを出して千歳まで送っていくことにします。安河内先生がバスを運転してくれることになりました。出発時間等は確認出来次第連絡しますー。
4. 質問の共有
5. 不安なことの共有
楽しみで決めたこともいざ近くなってくると不安や気になることが出てくるもの。そして、それは自分だけが思ってるのかな?とか気になるもの。でも、まあまあ、みんな同じだったりする。
ということで、せっかくだからそんなことも共有できたらいいのかなーと思ってのテーマ設定です。
しかーーーーし!あまり、でない、、、笑汗。
イメージが湧かないから、それとも本当にないからなのか。このミーティング後に「なんか不安になってきた」って言いにきてくれた子がいたけれど、漠然としたそれでなんとも表現しにくいのかなぁ。
ただ、出てきた多くの質問に共通してあるのは「どれだけ自由度があるの?」って感じのことかな。過去の引率経験からすると、結構まちまちなんだよなぁ。北星余市のスタイルはみんな知っての通りだけど、ホストファミリーや現地語学学校さん、エージェントさんの考え方にもよるからね。
できるだけ、みんなの希望を叶えてあげたい!
いろんな経験させてあげたい!
やってみたいことはさせてあげたい!
という気持ちをもちつつ、
知らない土地で意思疎通や十分な対処が確保されていない海外・・・
みんなが未成年であること・・・
「学校が連れていく」ということ・・・
の間での微妙なところを探る判断になることも多いだろうね。
10年前に小野澤先生とオーストラリアに引率したとき、長めのホリデーがあったのね。ステイ先でぽつんとしてしまう子が出てもいけないし、せっかくだから楽しんで欲しい!と思って、エージェントさんの用意するプランとは別で、小野澤企画としてツアーを組んだことがあるの。僕も小野澤先生も国際免許を取得して引率していたので、レンタカーを借りて希望者を連れて観光に。
で、そのときは、エージェントさんといく人かのホストファミリーに反対されましてですね。
「事故起きたらどうすんの!責任問題が!」
ってそりゃそうですよね。そちらの立場や一般的感覚からしたらごもっともです。未成年の子を預かって安全を確保する責任がありますもの。
でも、小野澤先生は生徒を連れて利尻までいく人です。空いてれば週末スキー場に生徒を連れていく先生です。「このツアーの責任の全ては北星余市が負いますから」でなんとか納得してもらって実施したんだよなぁ、あのとき。でも、責任負うっていったって、万が一が起きてたら、やれ病院だのやれなんだのって、エージェントさんにもファミリーにも迷惑をかけることになってたわけだしね。
そこが成人して単独で留学するのと、未成年で学校として留学するのの大きな違いで、集団が絡むといろんなものがくっついてくるよね。
とか思いながら、色々と考えて判断していきます。とはいえ、みんなも遠慮しないで聞くだけ聞いてみて。聞くだけただです、笑。俺らもそういうことを考える良い勉強になります。
ま、ただ「ホストファミリーのいうことはぜったーい!」が基本です。
『ホストファミリーゲーム』だと思ってください。
そして、今後のスケジュールを確認。
急遽ですが17日(火)に第3回ミーティン👍をいれることにしました。第1回ミーティングのときに「なぜ参加することにしたの?」ってことをそれぞれに発表してもらったのですが、その続きみたいな物ですね。
目的・目標を定めて行って帰ってきて振り返るって大事よね。ただ単にいくよりも。できれば、人生、そういう癖をつけたいものです。
そして、他者の目標を聞くというのは、自分の幅が広がるってことだよね。「あーーー、なるほど!そんな目標の立て方があったか!」とか「こいつ、おもしれーなー」とか発見があるかもしれないし、その人がどんな人かをしれて面白いかも。
同じような観点で「やりたいこと、やろうと思ってること」も共有できたら幅が広がるかな。「あ!じゃ、一緒にやりたい!」とか出てくるかもだしね。「一人でやるのも寂しいから誰か一緒にやらない?」みたいにしてもいいかもだしね。
別にたいそうなものじゃなくていいの。もちろん、具体的に「卒業したらNZに留学するつもりだからそのときのためにどんなところか隅々まで知ろうと思うし、なんなら知り合いを作っておきたい」みたいなので立派だけど、「とにかく楽しむ!!」でもいいんだよね。帰ってきて「楽しんだ?」って振り返って「楽しんだ!」って言えるのってとても大きいことだし、一生の糧に十分なる。
ってことで、用意しておいてねって話。
あとは、ひょっとしたら現地の語学学校でプレゼン発表あるかもだし、せっかくいくメンバーと少し関係を深めておくために、そして事前にNZのこと少し知っておいてもいいかなーと思って、チームでプレゼン発表してもらおうかと。まぁ、ググったらすぐ出てくるしね。テーマはなんでもいいので。
という話をして
は1時間ほどで終了しました。
保護者の皆さん、また逐次ご連絡差し上げますー!