今日は生徒たちと全国3600の高校さんに送る資料の袋詰め作業をしました。子どもたちから元気と感動をもらう瞬間でした〜。
北海道の今日は暖かかったですねー。三寒四温ってやつですね。雪もだーいぶ溶けました。
今日はですね、生徒のみんなが袋詰め作業を手伝ってくれました。
全国の高校中退者数は53,403人(平成26年度児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査より)。
ですが、この数の中には転校する子どもたちの数は含まれていません。転校する子の数も含めると倍以上になるんじゃないかな(と勝手に思っています。統計がないもんで)。
御多分に洩れず、私たちの学校にも毎年転校してくる子が多くいます。多い時期は、5月、9月、12月ですが、ダントツに多いのがこの年度替りのとき。「欠席がかさんで進級できないんです…」というご相談を今日もお受けしたところでした。
全国の他の高校さんに通っている子どもたちの中でうまくいかず悩んでいる子たちがいるはず!その子たちの中に、うちの学校でイキイキと学校生活を送れる子たちもいるはず!
ということで、全国の高校さん、約3600箇所に学校案内やら寮下宿の冊子やら、「そんな北海道で寮生活ってどんなんなんですか?」って疑問を解決するためのQ&A冊子やらを送らせていただこうと。
先週から1時間ずつ時間をとって、教員だけでコツコツとやっていましたが、ここにきて力になる助っ人たちが登場!小野澤先生の声掛けに応えてくれた生徒たちです。
そのスピードたるや早い早い。「16歳なめんなよー!」なんて可愛らしく笑いながらの発言のとおり、集中力も、雰囲気も、50代40代の先生たちには醸し出せないものでした。なめてません、素敵です。
そんな楽しい雰囲気でやってくれた袋詰め作業ですが、みんなボランティアでやってくれてます。そこには「自分たちの学校を守りたい」という思いがある。
ひとりの生徒が「この袋詰め作業の様子をネットにアップしたら、それを見てくれた人が、私が詰めているこれを大切に見てくれないだろうか」そんなことを何気に発言してくれてたりしていましたから。ほんとにありがたい。おっさんばかりで黙々とやってた昨日までとは大違い。元気をもらうは、感動ももらうわで、ありがとうです。
ということで、全国の高校の先生、たくさんの資料が届く中、見る方も大変かと思いますが、少しだけでも見ていただけたら嬉しいです。この時期、進路にお困りの生徒さんがいらっしゃったら、ぜひ「こんな高校もあるよ」と教えていただければ幸いです。