生徒・保護者の皆さん!
校長先生からのメッセージです。
今堀 浩
私は、北星学園余市高等学校の校長をしています 平野 純生(すみお)です。
年齢は57歳です。見た目は、頭が白髪だらけで、いつも60歳以上のおじいちゃんに見られます。
年齢だけで言えば、1年生の学年主任の菊地先生の方が1歳年上ですが、菊地先生はとても若々しくて、いつもうらやましいと思っています。
さて、今年度は、新型コロナウイルスの感染拡大の中で、学校として新学期を始めることができていません。生徒のみなさんもずっと家にいることが辛いと感じているだろうと思います。何とか感染状況が落ち着いたら、学校を始めたいと思っています。
今、私が生徒のみなさんに伝えたいことは、このようなずっと家にいなければならない、この先がどうなるかが全く見えない状況ですが、現在の世の中の状況や自分の周りのことに対して、客観的に冷静に考えるようにしてほしいという事です。
こうした状況の中でどうしても人は、不安になり希望を見失って生きる意欲を無くしてしまいがちです。でも考えてみてください。これまでの人類のとても長い歴史の中で、数多くの災難が起こっていて、人類はそのたびに、そうした災難によって命を失った人々も多かったわけですが、生き残った人たちは何とか生き続けてきたのです。そして生き残った人たちは、新しい希望を見つけて生きてきたのです。ですから、この新型コロナウイルス感染を落ち着かせた後には必ず新しい希望を持てるようになります。これまでの歴史の中において地球上で生きてきた多くの人類がそうやって生きてきたのだから、私たちも同じように生きていけるはずです。そのためには、毎日の暗いニュースに惑わされずに、日々起きていることについて、冷静に客観的に見極めて、色々な見方があることを学びながら希望はどこにあるかを、見つけられるよう意識して生活してほしいと思います。
北星余市での新学期が始まったら、ぜひ面と向かって話し合いましょう。その日が早く来ることを祈っています。
平野純生
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こんにちは。今堀です。
さまざまな予定が大きくズレて、その対応に追われている校長先生。本当に大変そうです。
新入生のこと、在校生のこと、学校再開後の「万が一の時」の対応について、行事のこと、そして来年以降のことなどなど…。考えなければいけないことがたくさんあるのだけど、やっぱり「安全な状態で早く学校を始めたい!」という気持ちがふつふつと沸いてくるそうです。
皆さんも大変かもしれませんが、命と健康を守るためにできることをしながら、学校が始まる時を待ちましょう!
余市で会える日を楽しみにしてます。