新入生のみんな。楽しんでくれたかな?
今回は対面式の様子をお届けします。
今堀 浩
どうです? かわいくないですか?
見たことのあるキャラクターが描かれていますが、わかりますか?
この対面式は、生徒会執行部が企画・準備・運営を一手に担って進めるのが北星余市の伝統です。生徒会顧問は、サポートや困ったときのアドバイスといった脇役になります。
今年の「対面式」は、どうぶつの森をアレンジした形で準備が進められました。準備といっても、執行部として満足に会議もできない時期が続きました。zoomで話し合ったり、それぞれが自宅で準備を進めたり、LINEでやりとりをしたりとリモート会議を活用して打ち合わせをしてきました。もしかしたら、私たち教員よりもリモート会議にかけた時間は多いかも知れません。
新入生をどう迎えるか、そんな話し合いをリモートで重ねてきた彼らの集大成が、6月16日に披露されました。
オープニング映像は、どうぶつの森ならぬ「ほくせいの森」。学校行事の紹介を動画で。スクリーンショットを集めたものを見て下さい。
どれだけ時間をかけて作ったのでしょう。見ている生徒から「すごい!」「どうやって作ったん?」と驚きと感嘆が。編集担当の生徒にはそういう反応、聞こえていたでしょうか?
この後は、執行部のダンス。
そして、学校のルール、校則について。
サッカー風に審判がイエローカードやレッドカードを出しながら説明です。
奥に2人乗りが見えます。
次は、遅刻した生徒とチャイムが鳴っているのに席に着かずおしゃべりを続けている生徒たち。
「ルールを守って楽しい高校生活を!」とメッセージ。わかりやすく伝えたいと趣向を凝らしています。
新担任団の出し物は、この間のオンラインホームルームの様子を取り入れたもの。この日はハプニングがあって最後はちょっと収まりが悪かったのですが、菊地先生の力業に生徒からは驚きの声が上がっていました。どんな内容かは、ここでは秘密にします。ゴメンナサイ。
1年生のみんなに「うちの担任、体張ってたよね」と、後で感じてもらえれば大成功。
「北星って先生がそこまでやるの?」と担任や授業の先生との話しのきっかけにしてほしくて新担任はがんばるわけです。楽しんでもらえたかな?
1年生のみんな、転編入生のみんな。大きな環境の変化に戸惑うこともあるでしょうが、それは当たり前のこと。でも、そんな時に安心して相談できそうな雰囲気を感じてもらえたのではないでしょうか。
あらためて。「みんなを歓迎します。いっしょに高校生活を作っていきましょう!」