授業の場に、新しい武器が! 便利に使いこなせるかな?
コロナによる臨時休校の中で、本校もICT環境整備の重要性を痛感し、遂に?生徒用のタブレット端末(Lenovo・セルラーモデル)を導入しました。
これからはどこでもe-Learningの授業ができます。また、今までの紙ベース(教科書・ノート・プリント)だけではできなかった様々なことが実現可能になります。もちろん授業だけでなく、日頃から進路指導や課外活動など、様々な場面での活用が期待できるでしょう。
塚原先生は「タブレットなんか、ほとんど触ったことないぞぉ~」と言いながら、まず電源の入れ方を覚え、慣れない操作に苦戦している一方で、生徒たちのほうは端末を手渡されるとすぐに電源を入れ、あたかも元々持っていたかのように自分のIDとパスワードを入力して、サクサクと進めています。Bluetoothイヤホンと端末の同期も慣れたものです。さすがデジタル・ネイティブ(驚)
「iPadのほうが良かった」「パソコンより気持ち速いかも」なんて声が飛び交う中、実際に使ってみてどうだったか訊いてみると、ほとんどの生徒はやっぱりパソコンのほうが使いやすいとのことでした。
中には断然タブレットのほうが使いやすいという生徒もいましたが、そういう子は今のところごく少数です。今はまだ導入したばかりなので、色々難はありますが、生徒も先生も、これから少しずつ慣れて行きましょう!
新型コロナウイルスの感染拡大は、日本社会の抱える多くの問題を浮き彫りにしました。
学校現場は、予測困難な事態を経験した今こそ、新しい教育を創る好機といえます。
日常を維持しつつ、学びをより豊かにするためのツールとしてICTを活用しながら、どのような授業展開が可能か、教師が一番勉強しなければなりません。
臨時休校中に、本校では有志による「授業改革プロジェクト」「地域連携プロジェクト」が発足されました。与えられた課題をタブレットでこなすだけではなく、生徒一人ひとりが"課題意識"を持って社会にアクセスしていけるような探求的な学びのあり方をこれから研究していきたいです。
妹尾克利(教頭・情報科教員)