強歩遠足の準備も佳境に! 諸々、紹介します
今堀 浩
強歩遠足です!
競歩? いえ、強歩です。この強歩遠足がどのようなものか、生徒の言葉を使って紹介しますね。放送礼拝で美化委員長の島くんが次のように語ってくれています。
「明日はいよいよ強歩遠足、ということで、強歩遠足について、お話をさせていただきます。
強歩という行事が何をするかというのはわかりやすく、ただ歩きます。景色も代わり映えがしないところをひたすら歩くので、歩いている途中に色々な感情が湧き上がってきます。「なんでこんなことをしているんだろう」とか「ここでやめたらどれだけ楽だろうか」とか…僕から湧き上がってくるのはマイナスなことばっかりですが(笑)
そんなマイナスな気持ちを抱えながらも、いや、そんな気持ちをごまかして吹き飛ばして、何とか気持ちと足を前に進めてやっっっとこさゴールしたとき、自分を褒めざるを得ないのです。
リタイアという選択肢がありながらも、リタイアを選択しなかった自分を。
ちょっとだけ自分が好きになれるはず。
そんな自己肯定感もそうですが、他にも達成感とか疲労感とかごちゃごちゃっと、やりきったら感じるものが確実にあります」
「自分の限界に挑戦する」とか、「一人ではリタイアしそうになる気持ちを友達と歩くことで乗り越えられる」とか、「じっくりと自分と向き合う時間を味わう」とか。とにかく、その人その人にとっての大切な時間になること間違い無しの行事です。
北星余市の強歩遠足は、30kmを歩きます。ただ、「もっと長い距離を歩きたい!」という強者(つわもの)がたくさんいますので、50km、70kmの距離も設定してます。50・70組は夜中や早朝に歩くので、コース周辺の住民への配慮や交通事故に合わないための注意事項を確認する集会も開きます。ちょっとその様子を。
集会の様子です。注意事項を担当したマリイが話します。
50・70組に配られた注意事項
出発集会に参加した生徒たち。全部で90名近くの強者どもです。
生徒会全員で集会を取り仕切っています。ここでは教師がメインに動くことはせず、生徒会行事として責任を持ちながら運営しています。
1学期に行われた運動会は、どちらかというと決まった種目に参加することから、まだそれほど「クラスで何かを作る」というところを味わいきれません。強歩遠足は、クラス旗・のぼり2枚・関門で使うゴミ箱4つを作ります。クラスで班を分けてわいわいとみんなで作る作業を通して、関わりが広がったり誰かの才能を発見したりの時間が生まれます。
1A 担任のゴリポンも一緒に関門カード作り
1B クラス通信を取り入れたクラス旗 全体像は次回のブログで
2年生の作業風景
狭いところを「ちょっと失礼」って感じで。
ペンキ足りないからもらってくるねー の姿
放課後の作業時間。楽しんでくれたかな?
さて、この日はもう一つ。1年生のクラス写真の撮影がありました。
本来は入学式の日に撮影してきましたが、今年は4月の入学式が行えなかったためこの日まで撮影が延びていました。そんな撮影風景をちょっと紹介します。
地元の写真屋さんに来てもらい、撮影です。
1年A組 ん?? 担任は? 3列目の一番左にいますね。
1年B組 こちらも担任は2列目の一番左です。
写真は後日、生徒のみんなに配られます。楽しみに待っていてね。