最近寒くなってきました。みなさん、体調にお気をつけください。
今堀 浩
北星余市の大きな行事「北星祭」も終わり、学校も日常生活に戻りました。
10月も半ばを過ぎると一気に気温が下がって秋から冬に向かいます。この時期、3年生は徐々に卒業の文字が近づきます。進路に向けての動きだけではなく、卒業アルバムの撮影や編集も始まります。
学校の行事や個人写真をおねがいしてる写真屋さんに来ていただき、卒業アルバムの個人写真を撮りました。
背景に赤く色付いた葉も入り、いい写真が撮れそう。
周りでクラスや学年のみんなが見ていて、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、いい雰囲気で撮影が進みます。
「はい。にっこりわらってー」の声がかけられ、一人ひとりのいい表情が集まっていきます。
毎日、前庭の木々の葉の色が変わります。桜の葉の色づきがきれいでしたので、カメラで撮ってみました。でも、なかなか見た感じに写らず、改めて人の目ってすごい能力なんだと気づかされました。
それでも、十分美しさは伝わると思います。
部活写真や学校行事の写真も集められ、卒業アルバムの編集が続いています。編集委員のみんな、いいアルバム作ってね−。
別の日に、放課後企画として「スマブラ大会」が行われました。
視聴覚室の大きなスクリーンに画面を映してトーナメントで優勝を決めていきます。
真剣な表情で対戦する二人をギャラリーも応援。
決勝戦以外は、一発勝負! 負けたらそこで試合は終わりです。
1年生から3年まで、全部で50人ほどが見守る中、対戦が進んでいきます。試合は32人のトーナメント戦。
優勝は3年生の悠実くんでした。「おめでとー!!」の文字が書き込まれた対戦表が廊下に張り出されていました。
「学校の視聴覚室でゲーム大会?」ってびっくりされることがあるのですが、過去にはマリオカートの4人対戦なんかも行われていました。みんなが共通して楽しめるゲーム大会を開くことで、たくさんの生徒が見に来たり参加したりと賑やかな空間が生まれます。
「お! あの子もこのゲームをやるんだ。今度いっしょにやってみよう!」とか「今回は負けたけど、次またいっしょにやろうな!」なんて会話が始まるきっかけにもなります。普段それほど関わりのない生徒同士の交流の機会になったり、友達の意外な特技を見つけたりと、放課後企画がもたらすものって本当にたくさんあります。生徒会執行部主催の放課後企画は、そんな願いが込められたイベントとなっています。
放課後企画は、年間行事に組まれていない生徒発案の独自企画です。クッキングやゲームだけではなく、ハロウィンや七夕、バレンタインなど季節行事に絡めたイベントも企画されます。
「いろんな機会を通して、みんなで楽しもう!」。そんなイベントです。