塚原先生、今年も白樺樹液を採取して持ってきてくれました。
「飲んでみる?」「飲む!」ということで、試飲会です。
今堀 浩
「白樺樹液がたくさん採れたから、生徒に飲ませてあげたいんだけど」と、赤井川に住む塚原先生。
毎年、この時期になると庭に生えている白樺に穴を空けて樹液を採取してきてくれます。教員にお裾分けもしてくれるのですが、生徒に飲ませてその反応を見るのも楽しんでいます。
白樺の樹液って,ほんのり甘いんです。100分の1くらいまで煮詰めるとシロップになるらしいのですが、そのまま飲んでもほんのりとした甘さが感じられます。
(イメージ写真ー塚原家の庭ではありません)
今日の身体測定が始まるまでの朝の15分くらいの時間を使って、試飲会を行いました。全部で30名くらいの生徒が職員室前に集まり、手を消毒してから紙コップに注いだ樹液を飲んでいました。
初めて飲むのでちょっとだけ入れて味わう生徒、どばどばっと注いでぐいっと飲む生徒と、それぞれの個性が見える注ぎ方でしたが、「あ、甘〜い」「初めて飲んだ!」「おいしい」という声も聞かれました。
白樺は、春先の芽吹き始める時期、盛んに水を吸い上げるそうです。そこで、こんな風に幹にドリルで穴を空けて細めのビニールホースを差し込むと一晩で結構な量の樹液が採れるとのこと。
そんな「期間限定」の「天然樹液」。いい経験になったと思います。昨年はこの時期に生徒が登校していなかったため、2年ぶりに開かれた試飲会。いい笑顔が見られました。
北海道の雪解けの時期、自然からのおすそわけをいただきました。本格的な春の訪れです。