今年で3回目の重機操作体験。
見たことあるけど、よく知らない仕事のひとつ。建設機械を扱ったり、仕事の中身を聞いてみたり。
進路選択の幅を広げてみましょう!
今堀 浩
今年も開催しました。3年連続の重機体験です。
札幌にある建設会社「大地リース」さん。卒業生の働くこちらの会社、2年前の夏に「新しい人を採用したいというのもあるのだけど、高校生にこんな世界もあるんだよって、建設機械の体験もさせてあげたい」という事で始まったこちらの企画。第1回の企画がきっかけで入社した卒業生もいて、進路選択の幅を広げる機会にもしてほしいという思いもあり、今年も開催しました。
よく晴れた9月15日(水)13:30から始めました。割と本気で卒業後の進路として検討したい3年生も含めて、仕事紹介の資料や動画をみる時間。「建物の下には杭があって、解体時にはそれを抜かないと産業廃棄物として残ってしまう」とか「最近は女性のオペレーター(操縦士)も増えて」といった説明や「高卒初任給は19万円。資格取得の補助制度も」など待遇面も紹介。
実際の仕事の様子を撮影した動画も準備してもらって、具体的なイメージもわいたようです。
いよいよテニスコートに移動して重機操作体験。
今回、クレーン車とバックホー、11㌧トラックについているユニックの操作もさせてもらいました。
動画もどうぞ
乗り込むときはヘルメットをつけて、すぐ横にプロについてもらい簡単な操作説明を受けます。後は自由に操作させてもらうという、なんとも贅沢な体験。
自由に動かすときに、その生徒の性格が良く出ます。そろりそろりと動かす生徒、割と大胆に操作する生徒。見ていてハラハラもしますが、本当に楽しそうに操作しています。
ユニック操作も思ったより難しく、なかなか吊り下げたタイヤを揺らさないように動かせません。「ここに下ろせるように操作してごらん」の指示に、何度も微調整をしながらやっている姿は真剣その物。オペレーターさんのアドバイスをもらいながら挑戦していました。
約1時間半の操作体験。参加者全員が満足して、ほとんどの生徒が帰った後。11㌧トラックにバックホーを積み込む様子を見ていた生徒が「おおーー! ああやって積み込むなんて、感動した!」と大きな声。どうやって荷台に積み込むのかは写真や動画がないので紹介できませんが、彼の感嘆はよく分かります。
最後の最後まで楽しんでくれました。今日の体験を踏まえて、「世の中には知らない仕事もたくさんある。いろんな経験をして進路を考える事って大切だ」と思える機会にしてほしいです。