総合講座「後志探訪」で白樺の樹液を採取、それを試飲したり樹液でコーヒーを飲んだり、バケットに乗ったりしました。バケットに乗るって、、、
「白樺の樹液」って飲めるの知ってます? てか、白樺って木、ご存知ですか?
表皮が白くって、寒い気候の土地によく見られる木です。乗馬がよく似合いそうなイメージです。
注:勝手なイメージです!
Google画像検索して見ました。こんなのです。みたことあるでしょ?乗馬、合いそうじゃないですか?
注:おしつけるつもりはありません。
◯温帯から亜寒帯地方に多く見られる。
◯福井県を西端、静岡県を南端として北海道までの落葉広葉樹林帯と亜高山帯下部に分布する。日本の高原を代表する木の1つである。主に長野県や北海道に多い。
(Wikipediaより)
そんな木です。そんな白樺、今くらいの時期、幹に傷をつけると大量の樹液が出てきます。白樺は芽吹こうと地中にある水分を一気に吸い上げるわけです。その自然の恵みをちょっとおすそ分けしてもらいます。ちなみに、樹液といっても、まろやかでほんのり甘い、サラサラした液体です。
この樹液は、例えばみなさんの知っているところでいうと、ガムとかに使われている人工甘味料のキシリトールの原料になったりします。そして、最近では保湿を促進するというので化粧品に使われたり、抗酸化作用やデトックス効果があるとかで飲用としても使われてたりします。その効果が本当かどうかは知りません。本当なのはちょっと甘みがあって、マイルドで、コーヒーに合うってことです。
前置きが長くなりましたが、4月21日金曜日の総合講座「後志探訪」では、白樺の樹液を採取しに行きました。
どこへ? えーと、塚原先生の家にです。
塚原先生というのは現在1年C組の担任をしている先生で、家が赤井川村にあるのですが、こーーーーーーだいな土地に住んでらっしゃる先生なのです。
入学式で紹介したこの人ね。僕が山で遭難したらついていく、あの先生です。
塚原先生んちの庭。
白樺の木に2〜3センチくらいの穴を開けて、チューブを差し込んでペットボトルに流します。
だいたいこうして1日放置して2リットルくらい取れるそうですが、先日は「1日で7リットル取れてさー、先生方持って帰ってー」っていってたので、木の調子によっても違うんでしょうね。
この後、取れた白樺樹液を使ってコーヒーを飲んだそうです。あ、、、シロップとして入れるってんじゃなく、これでコーヒーを落とすんです。そうすると、ほのかな甘みとまろやかな独特なコーヒーになるんです。
そんな自然の恵みを体験する今日の後志探訪ですが、ちょっと時間が余ったので。
バケット遊び。
※そんな遊びありません。
ぶいーーーーーーーん、わーーーーーーーー。
ただ、楽しい。ひたすら、楽しい。ただ、それだけ。
乗ってる方も楽しい。あげてる方も楽しい。バケットに乗ってる子だけを見てちゃ見落とします。みて、運転席にいる塚ちゃんの楽しそうな顔。素敵だ。
そーーーーんな、総合講座「後志探訪」でしたー。
総合講座は他にもたくさん種類があります。ちょくちょくこうしてご紹介させていただきます。
総合講座は、文科省で総合学習が定められてからは、そこに割り当てていますが、もう20年以上前から始めている選択授業です。
多くの講座を用意していて、その道のプロや詳しい方に来ていただいて、子どもたちに様々な体験をしてもらい、世界を広げてもらいたいと思って開講しています。
今年度は、こんな講座があります。名前だけじゃわからないものもありますが、だいたい抽象的な名前のところは、核となるものを中心にいろんなことしています。世の中の団体・組織ってそんなもんです。
ぶどうのおしごと ※ワインぶどうを育てる等ワインに関わる取り組み
後志探訪 ※後志(余市町のある管内)地区を満喫しよーという講座
ヨットとスノーボード
社会福祉
ピアノ
ゴスペル
世界の文化をのぞいてみよう
希望の種を蒔こう
ハンドメイド
クラフトワーク
山登り
アンサンブル
音楽の歴史
北星太鼓
和装
HIP HOPダンス
チョークアート