明日はいよいよ卒業式。今日は、全体の流れを確認します。
今堀 浩
今日は、久しぶりに全学年がそろって集まりました。春らしい日差しも感じられるようになってきた余市。明日はいよいよ55期生の卒業式です。
新型コロナウイルスの影響も小さくなく、卒業式の開催について気を配りながらの実施となります。今年度も、参加者は限定しての開催となりますが、そういう状況下でも良い式にしたいと思い、今日のリハーサルを行いました。
讃美歌や校歌を大きな声でみんなで歌うことが送り出す3年生へのプレゼントになるのですが、今年の式では讃美歌は奏楽のみ、校歌は歌の入った音源を流すだけになりました。これは本当に残念ですが、やむを得ないと判断して決定をしました。でも、卒業証書授与や送辞や答辞を通して、最後の大切な時間を共有できるようにしていきたいと考えています。
リハーサルは、3年生の入場から始まりました。司会は安河内先生。
昨年までは、体育館後方からの入場でしたが、今年からは前方扉から入ることになります。入場後は、早速登壇者のお辞儀に合わせて、ぺこりと頭を下げる確認。3年生は慣れたもの。2年生も昨年を思い出して。1年生は初めてなのかちょっと戸惑っている生徒もちらほら。こういう所でも、経験が反映されていて面白く感じました。
答辞を読むのは、前期生徒会長の中川智嵩くん。お昼の段階で、「今から清書する!」と張り切っていました。毎年、いろんな思いを込め、自分の経験を通したクラスや学年の成長、お世話になった人への感謝が語られます。苦労や喜びを繰り返して積み上げていった時間を、どんなふうに語ってくれるのか今から楽しみです。
全体の流れや簡単な諸注意を終えて、3年生だけの練習時間に入ります。
最初は、同窓会入会の案内。本校卒業生でもある髙崎さんの説明。55期幹事は中川智嵩くんが選出されました。この同窓会、来年以降の学校生活を送る後輩達に向けたサポートもたくさんしてくれています。自分たちが在学中に受け取ったいろんなサポートを今度は自分たちが送る側になる。こういった伝統も、この日にひとつ積み上げられました。
次に、卒業証書や精勤・皆勤証の授与。名前を呼ばれて、前に並んで、証書を受け取って、着席。これだけなのですが、前に出るタイミングや動線を確認して、明日はスムーズに進められるようにしておきます。
みんな、明日はどんな顔で、どんな衣装で、どんな気持ちで卒業式に臨むのでしょうか。
3年間の思い出がぶわーっと頭を駆け巡る時間になるのでしょうね。楽しみです。
生徒が帰った後は、教職員の歌の練習。距離を取って、マスクをつけて。感染対策をとりながらも、歌のプレゼントをしたいと練習をしました。少ない人数ですが、精一杯歌いますので、明日を楽しみにしてください。
明日も晴れますように!