みんなで学校生活を作りあげる為に必要なことです。
高崎 麻美
みなさん、こんにちは。
今週も1週間終わりですね。と言いたいところなのですが、明日本校は授業参観、薬物講演、PTA総会があり、登校日となります。
生徒のみなさん、お間違えのないように!私も目覚ましをかけ忘れない様にしなくては!
昨年は緊急事態宣言により、急遽中止になり参観が出来ずにいましたが、今年は何とか開催することができ、私たちもホッとしています。
普段なかなか見ることのできないお子さんの様子や、学校の様子を見れる機会です。
離れていて心配なこともあるかと思いますが、明日お子さんの顔を見て少しでも安心してもらえらばと思います。お気をつけてお越しください。
さて、今日は昨日行われた生徒総会の様子をお届けしたいと思います。
そもそも、生徒総会って何だろう。何の為にやるのだろう?ということで、ご説明します。
生徒会というのは高校という場における生徒の自治組織です。
生徒会が企画する学校行事も放課後企画も、部活動も、自治活動。自分たちの意思で運営していってほしいと思っています。
私たち「学校」は、行事も企画も部活も、それを教育的に望ましいと思うし、そうしたことを通じて子ども達に学んでほしいと思うことがあるので、積極的に進めています。
でも、なんでもいいというわけではありません。「学校」として許容できる範囲内において、生徒たちの自治的な活動を保証したいということです。生徒たちは自分たちでそうした自治活動を展開して行っているわけです。
ということで、この生徒総会は、生徒会という自治組織のメンバーが一同に介して取り決めを行う重要な会なんです。
そして、この生徒総会の議題は、
それに向けて、この間に
ということがなされてきたわけなのです。
自分たちの学校生活を自分たちで作り上げる。その為に必要なことです。
生徒会の人達がやってくれるからいいやとか、自分には関係ないからいいや、ということではないのです。
どんな活動をしてきて、これからどんな活動をしようとしているのか、その為にはどんなことが必要なのかと、一人一人が考え積極的に参加することが大事なのです。
というわけで始まった生徒総会。体育館に全校生徒が集まりました。
こちらは議長団のみなさん。進行、よろしくお願いします!
まずは後期生徒会執行部から総括案が読み上げられ、意見や質問がないか全校生徒に確認します。
ここでは1年生の子から質問がありました。まだ学校生活が始まって間もないですが、しっかりと議案書を読んで積極的に関わってくれていることが嬉しかったです。
総括の読み上げが終わった後は、採決をとります。承認する人は挙手をし、各クラス役員が議長団の元へと挙手した人数の報告をします。
過半数を超えていたので、総括案は無事承認されました。
次に前期執行部の方針案です。こちらも、まず生徒会から方針案の読み上げが行われます。
ここでも2年生から質問がありました。少しでも気になることや疑問点があれば、聞いてみることが大切です。
方針案の読み上げが終わった後は、先ほどと同じく採決をとります。方針案も承認されました。
予算案でも1年生から「余った予算は何に使われているんですか?」と質問がありました。
最初の方にも書きましたが、自分たちで作りあげる学校生活、自治活動ですので、大事なお金が何に使われているのか、その目的は何なのか、と考えることは必要で、とても大切なことです。
それは予算に関してだけではなく、生徒会の活動や学校で行われることに対して他人事として捉えるのではなく、自分ごととして、積極的に関わっていけるといいですね。
議長団のスムーズな進行のおかげもあり、生徒総会は無事に終了しました。
みなさん、お疲れ様でした!