総合講座「ぶどうのお仕事」の様子です。安河内先生が「生徒たちと取り組みたい」と言っていたものの一つです。
さーさー、今日は、総合講座「ぶどうのお仕事」の様子をお伝えします。
みなさん、安河内前校長がテレビなどのインタビューの際「僕は、現場に降りて、生徒たちと新しい取り組みをしていきたい!」と語っていたくだりを聞いたことがあると思いますが、その新しい取り組みのひとつが、この「ぶどう」関連の取り組みだったりします。
今、余市や隣町の仁木町では、空前のワインブーム。地球温暖化の影響で、ワインぶどうの産地も少しずつ北上していっているとか。もともと余市町は果物の町で、ぶどうの栽培は盛んでした。そして、適度に広がる斜面もあって、ワインぶどうの生産が盛んだったりします。ちなみに、生食用のぶどうは通常平地で育てますが、ワインぶどうは斜面を使って栽培するようです。
あ、ここ「へーーーー、そういえば!」っていうところです。
このページにあるように、NIKI Hillsさんにお邪魔して、生徒たちと取り組めないか相談をさせていただいた後、先日もNIKI Hillsさんに体験させてもらったところです。
※このNIKI Hillsさんとの取り組みは今後も続きます。
一方、学校内の取り組みとしては、総合学習の時間を使って「ぶどうのお仕事」という名前でワインぶどうを育てる講座を設けています。
3年ほど前、近くのワインぶどう農家さんが、秋に枝払いして捨てるところをいただき、グランドに植えて苗作りをしたところから始まっています。
そんな、捨てる枝から育て、先輩から引き継がれたぶどうの栽培を教えてくれる講師は、笠(りゅう)先生。
まずは教室で作業内容を机上でお勉強。作業ばかりじゃなく、こうした知識も大切です。
机上で学んだあとは、ぶどうが植えられている農場へ。
やばい、、、果てしない大空と広い大地のせいで、松山千春さんが聞こえてきそう。曇ってるけど。
はいっ!
こちらが、3年前は「捨てる枝」だった、ワインぶどう。すごいでしょ。なかなかでしょ。笠先生「これ、今年は収穫できるからねー!」だそう。
今日は、このぶどうをまっすぐに育てるように仕込みます。支柱やフルーツワイヤーにそって成長するように、紐でくくりつける作業です。ぶどうはご存知の通りつる植物ですから、支えてあげないとぐにゃりと曲がってしまうんです。
あ、関係ないですが、そう考えたら、僕はつる人間です。支えてもらえないと、ひね曲がってしまう、みたいな。そういう性格の人いますよね、テヘヘ。
さ、フルーツワイヤーの高さにまで、ぶどうを持っていくために、まずは支柱を用意します。その支柱は、近くの笹を使わせてもらうんだって。へーーーーー。なんでも、買えばいいってもんじゃないっていうやつですな。
こんな感じで、笹をみんなでカット。
それから、それから〜っ。
集まった笹を支柱にして、ぶどうをフルーツワイヤーにくくりつけていきます。まずは、笠先生のお手本。
「ここをしばるでしょー。あ、緩めに縛ってねー。幹が太ったとき、食い込んじゃうからねー」って。
「なるほどなー。パンツのゴムもきついと、跡がつくしなー。きつすぎると、お腹も痛くなるよなー、ぶどうも一緒なんだなー、緩めがいいんだなー」って関連発想が貧困な僕です。
はい、支柱に縛りつけたら、フルーツワイヤーに沿って縛っていきます。
ということで!さぁ、さぁ、これをみんなで一斉に作業!
あ、レッツ・ラ・ゴー!
こんな風にしばって〜。
こんな風にフルーツワイヤーにくくりつけますー。
ほいっ、ということで、今日の作業はおしまいおしまい。さてさて、次は何をやるのかなー。
ということです。みなさん、安河内先生、校長を降りても頑張ってますよー!いつも、応援ありがとうございますーー!