みんなの学校生活の為に重要なことなんです。
高崎 麻美
みなさん、こんにちは。今日で1週間終わりますね。ですが、本校は明日は授業参観、薬物講演、そしてPTA総会があるので、学校があります。間違えて休まないように気をつけてくださいね〜。
ここ最近の余市はやっと暖かくなってきました!まだ朝晩は寒い日が続きますが、日中は日差しが差し込んで心地いい時も。早くポカポカ陽気にならないかな〜。
暖かくなってきたら、中庭でみんなでお弁当を食べたりなど、楽しみなことが増えますね。
さて今日は昨日行われた生徒総会の様子をお届けします。
生徒総会って、なに???というところからご説明したいと思います。
生徒会というのは高校という場における生徒の自治組織です。
生徒会が企画する学校行事も放課後企画も、部活動も、自治活動。自分たちの意思で運営していってほしいと思っています。
私たち「学校」は、行事も企画も部活も、それを教育的に望ましいと思うし、そうしたことを通じて子ども達に学んでほしいと思うことがあるので、積極的に進めています。
でも、なんでもいいというわけではありません。「学校」として許容できる範囲内において、生徒たちの自治的な活動を保証したいということです。生徒たちは自分たちでそうした自治活動を展開して行っているわけです。
ということで、この生徒総会は、生徒会という自治組織のメンバーが一同に介して取り決めを行う重要な会なんです。
そして、この生徒総会の議題は、
それに向けて、この間に
ということがなされてきたわけなのです。
自分たちの学校生活を自分たちで作り上げる。その為に必要なことです。
生徒会の人達がやってくれるからいいやとか、自分には関係ないからいいや、ということではないのです。
どんな活動をしてきて、これからどんな活動をしようとしているのか、その為にはどんなことが必要なのかと、一人一人が考え積極的に参加することが大事なのです。
今回の生徒総会の議長団です。
進行や集計など、大事な役割を担ってくれています。
まず初めに2022年度後期生徒会執行部の総括案と決算案が読み上げられます。
この総括案に賛成の人は挙手し、各クラスの代表が人数を数え、書記に報告しに行きます。
総括案は無事可決され、次の2023年度前期生徒会執行部方針案と予算案にうつります。
体育委員や文化委員、規律委員など、各委員から今年の方針が読み上げられます。
こちらも総括案同様、賛成の人は挙手をします。
初めて参加する1年生。きっと分からないことだらけだったと思いますが、しっかりと耳を傾けていました。
最後の質疑応答の時間では、多くの生徒が発言してくれました。
「部費を増やしてほしい」「洋式のトイレを増やしてほしい」「売店にルーズリーフなども置いてほしい」などなど。
みんなが過ごしやすくなる為に、学校生活の中で気がついたことをそれぞれが考えて意見を出してくれることは嬉しいことです。
それぞれの質問は後日、回答が返ってきます。
議長団のおかげで今年も無事に生徒総会を終えることが出来ました。お疲れ様でした!
ちなみに、この総会で落語研究会が同好会から部活動へとなることが承認されました。
56期の先輩が立ち上げ、後輩たちが受け継ぎ、頑張ってここまでやってきたからですね。これからの落研の動きも楽しみにしています!
この総会で、学校作りの為にどんなことが行われているのか、それにはどんな目的があるのか理解してもらうことが出来たかな。
みんなで作り上げていく学校です。これからも気になることがあったら、是非声をあげてくださいね。