みんなで創りあげる、学校行事 2024.7.1

強歩遠足 今年も元気に歩きました!

今年は暑かった! それでも生徒たちは元気に歩きました。

こんにちは! 大変遅くなりましたが、6月8日に行われた強歩遠足の様子を紹介します。今回の記事は、生徒会顧問・成田先生からの寄稿です。

 

強歩遠足とは今年で45回目となる学校行事で30、50、70kmの中から選んだ距離を歩く行事です。おそらくほとんどの生徒が歩いたことのない距離なのではないでしょうか。きっと今後もこんな距離を歩くことはあまりないかな。この行事で大切にしているのは長い距離に挑戦する、ということではなく「自分の決めた距離を歩き抜く」、「最後までやりきる」ということです。

70kmを歩く人は夜中の0:00に小樽駅を出発します。70kmに挑戦できるのは50kmを完歩したことのある2,3年生だけで、今年が最後ということもあり3年生がたくさんいました。この時間でみんな眠たいかと思いきやすごく元気でした。生徒会を中心に駅前で円陣を組み70kmがスタートしました。これからしばらくは国道を歩きますが、反射板をつけて事故に合わないように気をつけて学校を目指します。

 

50kmは学校4:00に出発します。小樽から歩いてきた人と学校で合流して50kmスタート。この時間はさすがにみんな眠そう。これから全校生が集合する銀山へ向けて歩き出します。

銀山で全員が集合します。70km、50km組を歩いてきたクラスメート達に「お疲れさま」と声をかけている姿があちこちで見られました。9:30に出発集会をして学校までの30kmがスタートしました。ここでは元気な人とすでに疲れ果てている人で分かれます。執行部の生徒から注意事項等の説明を聞いてスタート。

70km、50kmの生徒もみんなと合流して少し元気が出たのか元気に歩き出していきました。自分が見守れるのはここまで。あとは学校でみんなの帰りを待ちます。

ここからの30kmは、約5km間隔で設置された関門で、スタンプを押したり給水したりしながらゴールを目指します。最初にも書きましたが、普段歩く距離ではないので、途中で「もうやめたい」と考える生徒もいます。でもこの関門で声をかけてくれるPTAの方や先生たちに励まされたり、一緒に歩いてくれる友達に支えられながら一歩一歩足を進めます。こういった励ましがあると、頑張れたりできるのです。

そんなことも感じてもらいながら、ゴールを目指します。

16:00頃、先頭の集団が学校へ戻ってきました。おそらく足も体力も限界だと思いますが笑顔で力強く歩いてきました。最後は執行部で作った門をくぐり完歩!PTAの方から完歩りんごを受け取り、みんなでうどんを食べます。疲れ切った後のここで食べるうどんは本当においしくて何杯も食べてしまいます。あとはうどんを食べながらみんなの帰りを待ちます。

PTAのみなさんにも感謝です。うどんを食べながら、生徒たちも歩いている時の様子を語り合ったり、ゴールしてくる友達を迎えていました。

19:00頃に最後尾も完歩しました。残念ながら今年は全員完歩とはいきませんでしたが、みんなこの暑さの中よく頑張りました。1人ではできないと思ってしまうこともみんなが「完歩」という同じ目標に向かって取り組むことで諦めずに挑戦できた、といういい経験になってくれたかなと思います。

そして今年もPTAの皆様の関門のお手伝いやうどん作りで協力頂いたおかげで無事に強歩遠足を終えることができました。お手伝いに来ていただいた皆さん、本当にありがとうございました。

放送礼拝では、各クラスから強歩の感想を語ってもらっていました。どのような話が聞けたか。また別の機会に…。



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