生徒総会を開催しました。
いろんな意見や希望が出ました。それは、それだけ自分たちの生活を考えているってことです。
今堀 浩
秋も深まり、ここ余市はぐっと冷え込む毎日です。
生徒の勉強する教室棟は、陽の差し込む向きなので比較的暖かいのですが、職員室は夕日の差し込むものの、午前中はずっと寒いままです。気温がもう少し下がれば、ストーブをつけようかと思いますが、もう少し我慢の日が続きそうです。それでも、休み時間ごとに遊びにやってくる生徒たちの様子を見ていると、そんなことも忘れてしまいます。ただ、授業が始まりみんなが帰ると…。
さて、10月31日(木)。後期生徒会執行部の初の仕事となる、生徒総会が行われました。生徒総会は、最高議決機関となっていて、前期活動総括と後期活動方針の審議とその承認を全校生徒によって行われるものです。
前期活動総括が承認されて、前期の活動が終了。後期方針が承認されて、ようやく活動が始まります。民主的な組織であり続けるため、この総会は大切な時間となっています。
議長団は、あらかじめ執行部から声をかけられた3年生が議長、1年生の副議長。書記は3年生と1年生の2名で担ってくれました。
総括も方針も、それぞれの執行部役員が担当の箇所を読み上げ、質問や意見を求めました。方針では、各クラスから「スポーツ大会の種目は、アンケートをとってもらえないか」や「売店におにぎりを置いてもらいたい」など、行事に対する希望や身近なリクエストが出されていました。その上で、議案の採決を行います。出席生徒の2/3以上の賛成が必要なので、各クラスごとに人数を数えて集計します。今回の総会では、総括も方針も共に承認されました。出てきた意見や希望は、これから後期生徒会が会議や売店との話を積み重ねながら扱い方を考えていきます。
生徒総会でたくさんの意見が出るということは、自分たちの生活をより充実したものにするための大切な意思表明です。全校生の前で意見を出した生徒も、議案を説明した執行部も緊張したかと思います。議事進行を担当した議長団もお疲れ様でした。
大切な経験をしました。これからも、いろんな声を出したり拾いながら、学校生活を積み上げていきましょう。