58期生の卒業式。後輩たちに見送られながら、次のステージに。
今堀 浩
2月下旬。ここ余市は、随分と暖かい日が続き、「いつもより早く春が来そうだな」と思っていました。3月に入り、時々寒い日もありましたが徐々に春らしくなってきています。
さて、3月1日(土)。第58回卒業式が行われました。58期生51名の旅立ちの日です。
在校生に迎えられ、それぞれの担任を先頭に入場です。
北星余市高校の式典は、キリスト教の礼拝形式で行われます。讃美歌を歌い、聖書の朗読があり、静かに式が進みます。
卒業証書の授与は、担任から一人一人名前を呼ばれます。そして、一人一人が壇上で、校長から卒業証書を受け取ります。クラス全員が証書を受け取った後、各クラスから担任や副担任の先生にお礼を伝えるセレモニーもありました。
卒業生代表の答辞は、3年間の思い出だけではなく、後輩に向けたメッセージも含まれてます。メッセージ全文はこちら。
卒業生に向けて、先生たちから歌の贈り物です。入学式でも歌った「嵐」、またいつか会おうという気持ちを込めた「みんなのうた」です。
最後の讃美歌。そして祝祷。
いよいよ、お別れの時です。在校生に見送られながら退場します。
この学年は、1年生の頃からクラスを超えた活動を意識して組んでいました。学年合同委員会を早い段階から立ち上げ、学年行事や修学旅行でのクラスの枠を超えた動きを積極的に取り入れていました。
スポーツが好きで、食べることが好きで。そんな賑やかな3年生が、この日、元気に巣立っていきました。
これから先の社会が、順風満帆とは限りません。しかし、この学校で培ってきた「人とのつながり」や「学ぶ楽しさ」を大切に頑張ってほしいと願います。