学校祭の締めくくり、閉会式の様子です!
学校祭2日目の最後は閉会式で締めくくられます。
新体育館に一同に介して楽しい開会式が行われて始まる学校祭。
思い思いの2日間過ごし、そして、最後はまたみんなで時間を過ごします。互いに労い、それぞれの時間を共有し合うかのように、共に過ごすこの閉会式の瞬間が僕は好きです。
生徒、卒業生、PTA、卒業生の親御さん、寮の管理人さん、地域の方。みんなが生徒の取り組みを中心に時間を振り返る閉会式です。
閉会式の最初はPTAの合唱で始まります。今年は絢香さんの「虹色」と毎年歌いつがれている「街」を歌いました。学校祭1日目に生徒たちが合唱を披露するわけですが、PTAの皆さんも負けじと毎年こうして合唱を披露してくれます。
職員室でバタバタしていたら、体育館から合唱コンクール審査委員長の紺野先生の声が聞こえてきたので、焦って新体育館に移動したワタクシ、汗笑
合唱コンクール最優秀賞の発表に間に合いました、汗笑 クラス企画もそうなのですが、教員が3名ほど審査員となり賞を決めて発表するんです。
佳作の2年A組。曲はEXILEの「道」という歌でした。
続きまして、優秀賞の2年B組。曲はGReeeeNの「愛唄」。
そして、最優秀賞をとったのは、1年A組っ!曲はmiwaの「結」という歌でした。
続きまして、クラス企画の審査発表。
クラス企画の審査委員長は校長の平野先生です。
努力賞の3年A組。あのパイレーツオブカリビアン風のクラス装飾を行なったクラスですね!
この大量の段ボールを・・・
こんな風にして仕上げていってね。
ギリギリのギリギリまでうまく行かなくって、前日は門限を過ぎてもまだがんばって。当日を迎えたよね。
で、続きましての優秀賞。2年A組。僕がポテンシャル高め!と次年度の学校祭に期待を勝手に寄せているあのクラスです。
こうしてみんなでコスプレして楽しい雰囲気でした〜。
こんな風に、一つ一つ、細かく丁寧に。
スズランテープをグルグルグル〜〜と巻きつけてですね。
素敵な絵を描く子と、それを地道に丁寧に切り抜く子がいてですね。
うんしょうんしょと色ぬりをして、
よっこらせっとはりだして。
このケーキだって作るとなったらなかなか大変ですよ、ええ。
そして、最優秀賞は、なんと1年生!B組のお化け屋敷と露店縁日を模した「妖怪縁日」でしたっ☆ おおーーー、1年生すげーな。
「これがどうなるか未だ知れず」と紹介したこのヌリヌリも、こんな形で返ってくる。
壁の向こうはお化け屋敷。この仕切りも全て段ボール。これを作るのも一苦労だったでしょうな。
とまぁ、そんなそれぞれの一コマの積み重ねの末の合唱コンクールとクラス企画の審査発表でした。
そして、放送局が制作してくれたエンドロール。各クラスの作業の様子から当日の様子までをカメラで追いながら、各クラスのメンバーの名前をずらーーーーーーーっと。
そう、みんなで創った学校祭だからね。いろんな思いの中で過ごしたと思うけど、こうしてみているとみんないい顔してるよ。ほんと。
あ、、、Facebookさんに著作権の関係でカットされたので、音声はありません。
そして、最後は生徒会の挨拶。執行部メンバーがずらーーーーと並んでね。一人一人、思いを伝えていきます。生徒会執行部として、最後の大きな行事。4月からの半年間、あるいは去年の10月から1年間執行部を勤めたそれぞれの思いや、学校祭の思いを。
執行部から出てくる言葉は、達成感やら終わりを迎える哀愁やら支えてくれたみんなへの感謝やらこれまでの疲れやら終わりを実感できない心境やらで、いろんな思いが入り混じっていました。
この学校祭だけ切り取ってみてもですね、原案を考え、クラスにおろし、それを取りまとめて。各クラスに作業を割り振ったり。自分たちが催す中庭企画や全体装飾を手がけるだけじゃなく、他の部署が企画する展示やイベントも把握をし。自分たちが手がける中庭企画なんかも、みんなが楽しめるようなものにしたいと試行錯誤を繰り返し。
執行部のある子がね、学校祭2日前くらいに職員室で荒れてました。
「あーーーー、もうやってらんね!!!!なんだよ、みんなして好き勝手いって!俺が睡眠時間を削ってやってるのも知らないでさ!もう、やめたやめた!」って。
とってもわかるなー、その気持ち、とおもって聞いていました。
けどね、みんなが待ってるんだよ。好き勝手いう人に目がいって腹が立つのもわかるけれど、なんのためにそれをやっているのか。自分が執行部に立候補して、君に投票をしてくれた子がいて。君が創ってくれるそれを楽しみにしている子らがたくさんいて。今のそれを乗り越えて出来上がったものをみて、笑顔になってくれる子が当日にいて。好き勝手いっているように見える仲間も、それに感謝をしてくれて。君がやってることってそういうことなんだと思う。俺は少なくても楽しみにしてるよ。頑張って欲しいよ。
そんなことを伝えました。横に心配して付き添っていた別の執行部の子も「うん、そうだよ、だから頑張ろうよ」って。
ほどなくして戻っていって、また頑張ってくれていました。
僕は職員室で入試広報の仕事ばっかりしているので、こんな関わりしか持てなかったけれどね。もちろん、クラスでもそういうことがたくさんあっただろうけれど、執行部の中でもたくさんあったと思うわけです。
本当にお疲れさま。みんなで創り上げた学校祭だけれど、間違いなく君らの苦労がよりよい学校祭に仕上げてくれたと思います。ほんと。ありがとう。
そして、最後はくす玉を割って。
PTA、寮の管理人さん、卒業生、PTAOB、用務員さんや掃除のおばちゃんや売店のおばちゃん、地元の小・中学生やご家族、生徒のバイト先の方達、あおぞら教室に足を運んでくださっている方達、「卒業生がどんな風に頑張っているかみたいから」と顔を出してくれた中学校の先生、普段から北星余市を応援してくださっている地域の皆さんや教育・福祉に携わっている方達、受験の検討も兼ねて学校見学に来てくださった方達、そして生徒のみんなとわれわれ教員、それぞれがそれぞれの思いを持ち寄って繰り広げられた第53回学校祭は、こうして幕を閉じたのでした。
素敵な時間をありがとう。
めでたし〜めでたしっ。