2019年度入学式を迎えるにあたってみなさんへの感謝の気持ちです。
新1年生75名、2年転編入生2名、合計77名で無事入学式が執り行われました。
入学式の様子をお伝えするのは週明けとして、その前に。
昨年度の今頃は新入生が65名で「1年生70名以上、1・2年生総数140名以上」という昨年度の存続条件に達せず、戦々恐々としていました。皆さんのおかげで基準日までの1ヶ月で7名の入学者があり、ちょうど140名という数字で条件を達成することができた5月1日でした。この奇跡がなかったら、今日、体育館に並んでくれた入学生みんなの顔が見れなかったと思うと、色々感じることがありました。感謝です。
そして、今日時点で1年生75名、2年生75名、3年生73名、全校生223名の在籍があります。
北星学園が掲げた最期となる3年目の存続条件は「全校生210名以上」というもの。正式に条件達成の可否を判断するのは5月1日時点での数値となりますが、現時点でそれを達成できていることになります。嬉しく思います。時間やお金や労力を使って存続を応援してくださった方々、耐え忍んでくれた方々、この間の自分の労苦を含め、いろんな人を想います。そうして紡がれてきた今なのだ思います。新しい生徒たちとのこれからのことを楽しみに考えることはもちろん、今日の入学式はそんなことを考えながらの時間でした。
改めて、ありがとうございます。
入学してくれたみんなには、北星余市を選んでくれてありがとう、ここを「いい」って「ここにかけてみようかな」って思ってくれてありがとう、って思います。それまでいろんな苦労を味わってきたみんなを想い「よくきたね」「がんばってここまできたね」と思います。これから一緒に良い学校生活が送れたらと思います。
そんな中、3月6日から10日に東京・表参道にあるピクトリコギャラリーで開催された写真展と併催したトークイベントを取材してくださっていた8bit newsの蔵原実花子さんがドキュメント動画を完成させてくれました。
<東京>2019年3月6日(水)から3月10日(日)まで、ピクトリコショップ&ギャラリー表参道にて、写真展『光の在り処〜未来を紡ぐ北星学園余市高校〜』を開催
<東京>3月9日(土)HASSYADAI CAFEにて、トークイベント『いまを、生きる-そしてこれから、未来へ』 を開催します。
この動画は上記写真展を開催してくれた戸澤さんを中心としたチームの活動様子を追ってくれたものです。
振り返れば3年間、ひとつひとつの取り組みにこうした人たちが関わり、こうした思いや願いが込められてきた日々でした。このように活動してくださった多くの皆さんに支えられての3年間があって、今日の入学式がある。それを見守ってくれていた人たちがいて、今日の入学式がある。
本当にありがたい気持ちでいっぱいです。あなたの選択がこうしてひとつの場を護ることに導いてくれている。僕はそれにありがとうと思います。
入学式の様子をお伝えする前に、伝えておきたい感謝でした。