人に伝えるって難しいなぁ～。

みなさん、こんにちは。
ゴールデンウイークも、いよいよ明日が最終日となりましたね。みなさんゆっくり出来たでしょうか。
こんな長い休みは滅多にないので、どこに行っても人、人、人がすごいですよね。そして、長いと思っていた休みも終わる時になるとやっぱりあっという間に感じるから不思議ですね。あー、明日でお休みが終わるなんて現実を受け入れられるだろうか、、笑

さてさて、先日に続いて今日も総合講座の授業の様子をお届けします。
今日は今年から開講となった「伝えるための写真と映像」の講座から。

授業中のはずなのに職員室に生徒がチラホラ。「どうしたの～？」と聞くと、どうやら授業の一環で写真を撮らなきゃいけないからとのこと。
今回は生徒が形容詞と名詞をいくつか書いて、それぞれ一つずつランダムにひき、そのひいた組合せの写真を各自撮り、最後にみんなで見せ合いっこしながら「この写真のテーマは何か」と話し合うというものでした。
私一人では伝えきれないので、講座担当の辻田さんから生徒が実際に撮った写真をお借りし、話し合いの時のコメントもいただきました。
みなさんも写真を見ながらどんなテーマなんだろう？と一緒に考えてみて下さいね。
それではいきますよー。

まずはこちからから。
何やら生徒が階段の上にただずんでいますが、、

正解は「かっこいい階段」でした。
【授業でのコメント】
最初は全然わからなくて・・「かっこいい〇っ〇ー（生徒の名前）」など、人に注目が集まりました。でも、撮った本人から、「大きさに注目して！」「難しく考えないで！」と。「〇っ〇ー（生徒の名前）と階段？」「それは名詞と名詞だろ！」などなど、なかなか出ない・・・諦めかけた時にある生徒がボソっと「・・かっこいい階段」との声が。みんなが「観察力！！」とびっくりしました。

お次はこちらです！
怖い顔をしている今堀先生。一体これは何だかお分かりでしょうか？

正解は「やわらかいスキャンダル」でした。やわらかいって、、これはなかなか普通では組合せのない言葉ですよね。
【授業でのコメント】
やわらかいを、マイルド→そんなに罪は重くない、と変換。テスト1週間前は職員室入室禁止になりますが、「一歩だけ」踏み入れてしまった生徒に対して、先生からちょっとした忠告をうける・・軽めのスキャンダルです。

どんどんいきますよー。お次はこちらです。
この子はこの講座を受講している生徒の一人です。普通に映っているだけのように見えますが、、

正解は「ふわふわのま〇あ（生徒の名前）」でした。
【授業でのコメント】
前回の授業で、ま〇あちゃんの印象を聞いた時にすでに「マシュマロみたい」という意見が。今回この言葉が出来あがったのは偶然ですが、すでにふわふわしてるから（笑）割とそのまま撮ればいいんじゃないの？ということに・・・
辻田さんからの一言アドバイス「窓の近くで、光を多めに取り入れると、もう少しふわっとするよ」とのことらしいです。写っているもので表そうとするだけじゃなくて、光や色をコントロールすることで、トーン（色調）も表現の一部になりうるんだよーと伝えました。

さぁ、最後は先生達3連続ですよー。
まずはこちら！
あまりこんな表情見たことないですねー。なんでしょう。

正解は「キラキラなとーるちゃん」でした。
【授業でのコメント】
「ぱあっとしてるとーるちゃん」「ニコニコのとーるちゃん」「かわいいとーるちゃん」など。とーるちゃんは合っているのですが、おしいところばかりで正解がでません。窓の近くに立ってもらうことで、光を多めに取り入れて「キラキラ」感を演出したそうです。

続いてはこちらです。
筋トレ大好き数学の成田先生。かわいい表情ですが、、

正解はそのまま「かわいい成田先生」でした。
なんだかこのポーズお茶目でかわいらいしいですよね。
【授業でのコメント】
「かわいい」と「きもい」の二択でしたが笑、すぐに正解がでました。ポーズがきいてますね。

最後はこちらです。
こちらはクッキングの講座の途中の様子ですが、、

正解は「おいしい本間涼子」でした。
【授業でのコメント】
おいしいごはんを食べている本間先生を演出。本間先生が「おいしいと感じている」のか「おいしい本間先生」なのか。人によって捉え方が様々です。

と、まだまだ写真はあったのですが今回はここまで！
写真を見ているだけでも、生徒が試行錯誤した感じが垣間見えますね。
人に言葉なしで1枚の写真で何かを伝えるって、とても難しいことなんだなと改めて思います。ただ撮るだけではなくて、光や角度によって見え方もまた変わってくるからおもしろいですね。
生徒たちもこの講座を通じて、また面白さや新しいことを発見してくれると嬉しいなー。

ちなみに「キラキラなとーるちゃん」の撮影の裏側はこんな感じでした（笑）指示出して工夫してたのね。おつかれさまでした。