どんな風に染まったかな。
高崎 麻美
週に1回行われているEnglish cafe。
いつもはEnglish cafe講師の伊藤葉子先生(通称ひね)の手作りのケーキを洋楽が流れている教室でみんなで食べて飲み物を英語で注文したり、おもむろに置かれている海外の雑誌を貪って見てみたり、ひねさんが自分自身が体験した話などを生徒との雑談の中で話してくれたりと、ゆったりとした時間が流れているのですが、この日はタイダイ染めをするぞーーー!ということで、場所は調理室に。
そもそも「タイダイ染め」って何だ?という方は、こちらを見てみてくださいね。
年に数回、こうやってタイダイ染めをしたり、クリスマス前になるとケーキを作ったりとしているわけです。
今回、連休明けでこの企画があるのを忘れてたーという生徒もいた為、集まったのは6人と少なめだったのですが、今日はそのタイダイ染めの様子をお届けしますよー。
初めて参加する生徒もいて、何を染めるかどう染まるのかドキドキしていました。ずっと「上履きを染めたい!」と懇願している生徒もいましたが、ひねさんに「上履きは綺麗に染まらないよ」と何回も止められ、泣く泣く諦めひねさんが用意してくれていたハンカチを染めることになりました。
まずはハンカチを折ったりして輪ゴムで縛るのですが、ただ縛ればいいというわけではありませんよ。この折り方、縛り方一つで模様の出来が違ってくるのです。
「こんな模様にしたい場合はどうやったらいいの?」と、みんな試行錯誤してました。
縛ったら次は袋に入れて熱湯もいれて、生地に揉み込みます。
ちなみにひねさんが着ているTシャツも自分で染めたんだとか。とっても綺麗に染まってますよね。
揉み込み終わったら、いよいよ色付けです!
私も1回やったことがあるのですが、この瞬間緊張するんですよねー。こんな真っ白な生地につけちゃっていいのかな、どこにやったらいいかな、なんて。でも、1回やってしまえばあとは思いのままに好きな色をつけるだけ。「失敗したらどうしよー」と言う生徒に対してひねさんが「失敗なんてないから大丈夫!それも味になるからいいの!」って。私も失敗を怖れるタイプなので、心の中で「はい」と返事をしていました(笑)
色付けが終わったら15分程放置します。
でも、みんな1枚で物足りなかったのか2枚目、3枚目と続々ハンカチを染めていました。次やる時はTシャツとかを持ってきたら、おもしろいかもね。
さて、放置して蒸した後は染料を洗い流して、いよいよ自分が作ったハンカチとご対面!!!
「思った通りにならなかったー」と悔しそうにする人も居れば、「こんな感じになるんだね、いいじゃん」ってな感じで、ちょっとニンマリしている人も。
この日のために真っ白い帽子を用意していた、タイダイ染め経験者の左の女の子。絶対かわいくしたい!と願いを込めながら作った帽子はどんな仕上がりになったでしょうか、、
どうやら大満足の出来だった様です。染料流したてだからビシャビシャなはずなのに、ご機嫌で被ってくれました。可愛く出来てよかったねー。
他の子のハンカチの仕上がりはこんな感じになりましたよー。
完成したものを見てみると、どれもその子っぽさが出てるからおもしろいです。
みんなの作品を並べてみるとこんな感じに!
タイダイ染めは2度と同じ柄は出来ないし、縛って色をつけた時と広げてみた時が違うから、どんな感じになるのか想像がつかない面白さや楽しみがあります。
ひねさんが「もう1回やろうかな」と言っていたので、また開催される時があるかも?!
その時はみんな染めたいものを持って来て参加してみてね。ちなみに綿100%じゃないと綺麗に染まらないそうなので、ご注意を!