実生活について
事柄に興味と関心を持つ生徒が集まり、自発的自主的に活動をする場として、大事に考えています。
部活動は学校教育活動の一環です。しかし、北星学園余市高等学校では生徒会活動の一環として位置付けていますので、生徒の自治活動という意味合いも強く持っています。北星余市の部活は、みんなが和気藹々と楽しみながら、同時にみんなが集まって活動し、またそうした活動について考える良い機会として考えています。
私たちは、興味関心を持ったものについてはできる限り場面を用意してあげたいと考えています。子どもたちには、様々な可能性が秘められているからです。そこから新しい世界が広がっていくかもしれません。現在ない部活動も、生徒からの申し出によって新たに作られたりします。
ほとんど全ての部活動が勝利に向かって激しく厳しく取り組む部活動ではありません。一人が複数の部活動をかけもち「今日は美術部、明日はボランティア局」といった感じで、自分の興味関心に合わせて動くことを大切にしています。興味関心を持ったものに多く触れて欲しいと私たちも思っているので、そうしたスタイルは大事にしたいと思っています。
これらの活動を通じて、勉強以外のものに対する楽しさや喜びを味わい、人生に豊かさをもたらす場面として大切にしたいと考えています。
クラスや学年とはまた違った場で、活動を組織し展開することで、自主性、協調性、責任感、連帯感などが育まれる。仲間や教師と密接に触れ合う場にもなる。そんな大きな意義を持っています。
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学校生活を楽しいものにするのは、部活動だけではありません。生徒会執行部が企画したり、趣味の合う者同士が学校に企画を提案したりして、様々な放課後活動を実施しています。視聴覚室の大画面スクリーンを使ったゲーム大会、調理室を使ったクッキング企画、体育館を使ったミニスポーツ大会、玄関ロビーで開催されるミニライブ、グランドで焼き芋を焼いたり、缶コーヒーを飲み比べる「ききコーヒー大会」をやったり、様々な楽しい活動を自分たちのアイデアで執り行っています。
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また、有志によるボランティア委員会や生徒会の呼びかけによる私学助成委員会など、生徒の委員会活動も活発に行われています。ボランティア委員会では、地元余市町の施設に出向いたり、校庭花壇の整備、独自に浜の掃除を行うなど、勢いがあります。私学助成委員会も、署名活動時期に、余市町内での署名活動を行ったり、札幌大通りでの街頭署名活動をPTA・教職員と行います。
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