実生活について
僕には両親がいません。3歳の時に交通事故で亡くなってしまいました。それからは、紋別の親戚に引き取られて、小学校の時に、親がいないことに不満を覚えました。
中学校に上がって2年生まではずっと剣道をしていました。
中2の後半から、夜遅くまで遊んだりして、いろんなことがあって自立支援施設に送られて11ヶ月半しんどい時期が続き、高校に行くなら施設を出られると知って最低ランクの高校に入りました。開放感からすぐに退学して、児童相談所に一時保護されてしまいました。
そこでこの北星余市に来たのですが、最初はすぐ辞めるつもりで、酒をわざと飲んで退学しようとしたりしました。でもなんだかんだ成長しないと、と思っていきました。
昔の友達とかにも会えなくなって、最初は紋別に帰りたいと思っていたのが、どんどん「北星に帰れるならいっか」と思いはじめて、それからは「北星余市を卒業したい」という気持ちに変わって、成長しはじめて、それで夢までもらって消防士になりたいと思うようになりました。最高の友達と最高の先生に出会えて良かったです。