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2024.2.28

変化していった人間関係

【放送礼拝】この一年の学校生活を振り返って 中嶋 晴之輔2023年度1年生

一年の学校生活を振り返ってみて最初はクラスに馴染めなくて、先輩と関わっている方が楽だったし楽しかったです。
元々、来る前はヤンキー学校ってイメージでもっとやんちゃな子たちが多くて正直怖いもんだと思っていました。

そもそもここに来た理由が、髪を染めてみたい!ピアス開けたい!北海道楽しそう!っていう理由でここに来たんですけど、実際来てみたら案外落ち着いていて、おもしろくないなって思っていました。
髪を染める人もいなければ、体育館で遊ぶ人もいなくて、それで先輩たちと関わることが増えてました。
自分は不登校ではあったけど、人間関係で揉めたこともなかったし、軽い気持ちで来たから、皆いろんな事情とかを持って学校に来ているんだろうと思うと同学年の子には話しかけづらかったというのもありました。皆にそのノリでいけなかったです。

そんな中で、考え方が広がった経験がありました。きっかけは強歩です。

正直、強歩前はやりたいことを自分の好きなタイミングでやればいいと思っていました。
それこそ強歩の準備とかもやりたいやつがやればいいんじゃない?と準備期間も過ごしていました。
だけど、そこで自分はちょっとクラスで浮いてない?と感じるようになりました。

実際、本番も先輩たちと歩いていたし、全然同学年の子と関わってなかったんですけど、クラスの子たちが一緒に歩いてたりするのを見ると、クラスにグループが出来てきているのに「あれ、自分、グループに入れてなくない?」と、しみじみ思うようになりました。そこで強歩が終わった後にクラスともっと関わらないといけないと感じました。

その思いから、学祭では他の学年に逃げずに自分のクラスに少しでも協力出来ないかと思って臨みました。
準備期間ではクラス役員として皆に仕事を振らないとなって思ってたけど、あんまりうまくいかなかったです。
自分の力不足だなって思ったけど、クラス役員の中でどうやってみんなと作業するか話し合う中で、「やりたいやつだけでやれば」って意見も出たけど、自分はそこで「クラスみんなでやりたい」って思って意見することが出来たし、出来たか分からないけれど自分から声をかけて仕事をお願いしたりすることが出来ました。

一年を通して、今は人間関係が「浅く広く」から「狭く深く」っていう感じになってきてます。
そこまでクラスでも気を遣うことがない関係で気持ちが楽になって、素直に楽しいです。
今関わってるメンツも派手な感じじゃないので見た目が全てじゃないなと今は思います。

今年は新しいことに挑戦した一年だったし、色々な人と関わって色々な経験を積んだ年でした。

北星に来る前は黒髪でピアスもなかったけれど、先輩たちと関わる中で髪を染めてもらったりする中で、今はオレンジ髪でピアスが6個もついてるし、元々好きだったバスケも部活に入ってやりだしていて、朝7時くらいに学校でシュート練習をしてたりしてます。

来年はしっかり後輩ができるのが初めてなので、先輩後輩っていう感じを出さないで仲良くなっていきたいなと思います。

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