実生活について
今回の北星祭は、私にとって、久しぶりの学校行事でした。人と関わらなくなってから、長い時間が経っていた為、皆んなとの話し合いで、進んでいく行事は、自分の中でハードルが高く、どうしようかと不安でした。
準備が始まってすぐの頃は、何をすればいいか分からず、誰かに訊く勇気も出ず、あまり作業が進まずに、時間が過ぎていき、焦りを感じたのを、覚えています。
私は装飾のその他班として、クラスのポスターの制作に、関わりました。
一緒に作っていたクラスメイトは、写真の配置や、貼り付け、1-Aという文字、写真の下に名前を書いてもらうための声掛けなど、多くの作業をしていて、とても頼もしかったです。
私がポスターに絵を描いていたときには、他のクラスメイトがアイデアをくれたりと、クラスの人たちと関わりを持つことができて、凄く嬉しかったです。
北星祭当日、開会式の後にある、合唱コンクールについては、少し思うところがありました。
といっても悪い意味ではなく、丁度、私が小学校に行けなくなった時期が、合唱コンクールの練習をしていた時期だったからです。
練習に参加できなくなり、本番は出るだけ出たものの、口パクでやり過ごしたことが、記憶に残っていました。
今回の合唱は、その時のリベンジの様な気持ちで臨んだ部分があったので、しっかり参加できたことで、その時の、胸のつかえがとれた気がします。
今回の北星祭は、私が今までやりたかった学生らしいことが出来ました。昔のままだったら得られなかった、貴重な経験が出来ることに感謝しつつ、これからも頑張ります。