実生活について
私は修学旅行に行く前、意外と不安よりも「楽しみ!」という気持ちが強くて、早く当日にならないかなぁって思ってました。いざ当日になると、なんか寝坊しちゃって、朝からバタバタすることになりました(間に合った!)。
飛行機では、友達の隣になれて一緒に映画を観ていたので、思ったよりすぐ着きました。沖縄に着くと、まず匂いが全然違って、お花みたいな、温かい匂いがしてました。そして湿気がすごくて、外に出ると髪の毛ははねるし、暑くて汗だくになるし大変でした。友達とホテルに4泊もするのは、絶対疲れると思ってそこが一番心配だったけど、意外と大丈夫でした。正直外は暑くて大変だから、お出かけしてる時間よりも部屋で友達とテレビ見てる時の方が楽しかったです。でも、お出かけした時のもことも心に残っていて、海では友達がすごくはしゃいでいて、この子もはしゃいだりするんだなぁって嬉しかった。深いところに落とされたのは、いまだに夜も眠れないほど恨んでいますが(笑)。全部鮮明に思い出すほど楽しかったです。
でも楽しいだけじゃなくて、苦しい思いもしました。ひめゆりの塔に行きました。最初から、じわじわと圧迫感がありましたが、ひめゆり学徒隊ひとりひとりの顔写真と亡くなった時の状況が書かれている部屋に入った時、それは強まりました。足が引きちぎれて「足がない」と叫んでいた子、最後まで他の人のことを優先して、犠牲になって死んでいった子、いろんな子がいてとても怖かったし苦しかったです。
存在自体は前から知っていたけど、こんなに苦しい場所だとは知らなかったし、想像できなかった。本当にいろんな経験ができたと思います。楽しいだけじゃなくて色々なことを感じれてよかったです。