実生活について
55期の皆さん御入学おめでとうございます。
今日から皆さんは北星余市の仲間入りです。新しい環境、新しい友達、楽しくて充実して希望に満ち溢れた高校生活が待っています。
なんて聞き慣れた綺麗事なんて僕は言うつもりはありません。
この北星で2年間過ごしてきた体験をも交えて僕なりの歓迎の言葉を話します。
改めてようこそこ北星余市へ
みんなここに来た理由は人それぞれだとは思いますが、1番に目指すべきゴールは卒業。
これはみんな一緒だと思います。
ただゴールを目指すだけじゃあこの北星に来た意味はないんです。
皆さんは今までの学校や社会で、誰かに合わせて、失敗しないようにと過ごしてきたかもしれません。また家に引きこもって誰とも関わらなかった人もいるかもしれません。
自分の個性を今まで出し切れなかった人や、出せなかった人それぞれいるとは思いますが、今日からは違います。
ここでは自分の個性を出し切って学校を楽しんで欲しいのです!
この学校に集まる人は出身地・年齢・育ってきた環境・価値観。みんな違います。
だからこそ、自分のこだわりやスタイルを出し切って欲しいのです。
またこの学校には個性的な先生がたくさんいます。
パンチの効いた関西弁の人、休日生徒を連れ出す先生、うんうんとうなづいて聞いてるようで聞いてない先生。でもこの先生達が普通の人だったらおもしろくない先生です。自分らしさがとても出ている先生です。どんな人かは学校生活で見つけてみて下さい。
でも、突然自分らしさを出せなんて言いません。今はわからなくていいんです。この学校で見つけてください。
あと僕からの、お願いです。せっかく環境の違った所に来たんだからこの学校、この環境でしかできない何かを見つけてください。そして挑戦してみて下さい。
もし1人で挑戦するのが嫌やなと思ったらいつでも声をかけて下さい、僕だけでなくここにいる生徒会メンバーにもどんどん声をかけて下さい。
何事も挑戦です。僕は2年間何と無くで過ごしてきてしまったので後悔しています。そんな後悔をみんなにして欲しくないので、この3年間いろんなことに挑戦してみて下さい。
みんなそれぞれ違ってていい個性を出せ!この言葉が当てはまるのはこの学校だけじゃないのかなと思います。みんなもうそれぞれ輝いているものを秘めています。それをぜひ目一杯出してみて下さい。
僕たちはみんなが北星余市の仲間入りを心から歓迎します。
2019年4月6日生徒会執行部副会長 宮崎和樹