実生活について
こんなことを言ったら本間先生に「なんでや!ええやんか!」って言われそうだけど、最後尾でゴールする前から泣いてみんなを待たせた挙句、泣いているところを見られてとても恥ずかしかったことが最大の思い出です。
今回、何故泣いてしまったかというと、歩いている途中ずっと体調が悪くて何回もリタイアを考えてしまう程つらかったからゴール前に立っている母の姿を見て感極まってしまったからです。
今回私が完歩できたのは、第一関門まで私の手を引いてくれたM子ちゃんと、第一関門でリタイアを考えていた寮の後輩のAちゃんのおかげでゴールに連れていかなきゃ、と思えたこと。第二関門で寮のおじさんに「学校で待ってる」と言われたこと。車の窓から笑顔で手を振って「栗林、頑張れ」と応援してくれたN村先生。最後の第六関門からゴールまで肩を貸してくださったM先輩とY花ちゃん。第五関門から私のことを気にかけてくれたA大くん。ゴールしたのに戻って迎えに来てくれたHりちゃん。銀山から少しの間一緒に歩いてくれたお母さん。そして、本間先生からのプレッシャーのおかげです。
普段運動不足の人間が突然50㎞も歩いたらものすごい筋肉痛に襲われるということを痛感しました。それ以上に、周りの人からの応援の持つ力や優しさを実感できました。