純生が行く!❷
札幌市若者支援施設
Youth+

2020.12.16 コラム

北星学園余市高等学校校長

平野 純生

SUMIO HIRANO

「純生が行く!」は、余市高校の校長、平野純生が道内の様々なフリースクールへ出向き、今の教育や子どもたちについてお話を伺います。第2回目の今回は「札幌市若者支援施設 Youth+」へお邪魔しました。

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札幌市若者支援施設 Youth+は、若者のやりたいことを応援するために、札幌市が作った施設です。一人でふらっと立ち寄ってもよし、何人かで部屋を借りて使うこともできます。誰かと話がしたい、自習したい、ゲームがしたい、お腹が減った……など、目的はなんでもOK。ボランティアや、内職作業も実施していて、実は余市高校のパンフレットやフライヤーの封入作業もお願いしています。「ユースワーカー」というスタッフが常駐し、様々な相談に乗ってくれます。

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2Fは相談専用のフロア。メールと電話で相談の予約を受け付けています。就職や進学に関することから、勉強のことや、不登校の子を持つ親からの相談もあるんだそう。それぞれの相談に合わせてキャリアコンサルタントや、社会福祉士、臨床心理士などの専門家がサポートします。過去にもYouth+センターに通っていた子どもが進学相談を通して余市高校に入学しました。

札幌市若者支援施設 Youth+は、1964年に「勤労青少年ホーム(愛称:レッツ)」としてスタート。2006年に「北海道若者サポートステーション」と名を変え、2010年に今の形の「札幌市若者支援総合施設」となりました。現在札幌には5箇所のYouth+が点在しています。「同じような目的や、目標を持った仲間が集まれる場所は大切です。自分の変化に気が付けますからね。」とYouth+センターの山名徹さん。

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若者のどんな困難もサポートしてくれるYouth+では、いつでもユースワーカーが待っていてくれます。ぜひみなさんも一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

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